「人生に寄り添う歯科医療を」
お口の健康で快適な人生に
治療のための通院から予防のための通院へ
快適な人生には、お口の健康とそれをサポートする歯科医療が大切です。
柏などがや歯科クリニックでは「治療のための通院」ではなく「予防のための通院」を無理なく習慣化していただきたいという思いを大切にしています。
そのため当院では次のことを常に心がけています。
・納得しやすい治療説明
・分かりやすい診療システム
・リラックスできる環境づくり
・スタッフのホスピタリティ教育
当院ではすべての段階において「今ある歯を大切に、できるだけ削らない治療」と「痛みの少ない治療」を大切にして、患者さまと一緒にお口の健康の維持をしていきたいと考えています。
目次
一般歯科の診療範囲
次のような症状がある場合は、一般歯科を受診しましょう。
これらの他にも、歯が欠けている・歯が抜けた・親知らずが生えてきたなどの症状がある場合も一般歯科で診療をおこなっています。
- 歯がしみる
- 歯ぐきから血が出る
- 歯が痛い
- 噛むと痛い
- 詰め物が取れた
- 歯がぐらぐらする
一般歯科の診療内容について
審美歯科・矯正歯科・インプラントなどの特殊な治療などを除いたものをまとめて「一般歯科」といいます。
一般歯科では、虫歯や歯周病、抜歯、入れ歯などの治療のほかに虫歯や歯周病の「予防」もおこないます。
一般歯科でおこなわれる治療のほとんどは保険の適用範囲内でおこなわれることが多いです。
虫歯の治療では、被せ物や歯の根っこの治療を、歯周病の治療であれば歯石や歯周ポケットのクリーニングなどをおこないます。
また、自宅で正しいお口のケアをしていただくための、ブラッシング指導なども実施します。
症状に合わせておこなうべき治療内容も異なるため、詳しくご紹介します。
虫歯治療
一般歯科では虫歯の治療をおこなうことがあります。
虫歯の治療は、症状の進行状況に合わせておこなう内容が異なります。
虫歯の進行状況の説明と合わせて、治療内容を詳しくご紹介します。
●CO 要観察歯
まだ、発生して間もない初期の虫歯を意味します。
歯の表面に穴はあいておらず、白くにごったような色になっている程度です。
そのため、治療を必要としないことも多くフッ素塗布などの予防処置をおこない、歯の再石灰化を促します。
●C1 初期の虫歯
歯の表面であるエナメル質がわずかに溶けている段階です。
自覚症状はほとんどなく、削る量もすくないため麻酔をせずに治療することが多く、白い詰め物をして治療をします。
●C2 歯の内部まで進行した虫歯
エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行し、痛みや冷たいものがしみることがある状態です。
虫歯になった部分の歯を削り、被せ物や詰め物で治します。
●C3 神経まで進行した虫歯
虫歯が歯の神経の内側まで達した状態です。
冷たいものがしみるだけでなく噛んだ時に痛いといった症状が加わり、激しい痛みも伴います。
神経を取り除く治療をおこない、根の中の消毒をした上で被せ物をします。
●C4 歯の根が失われた歯
歯の部分がほとんどなくなり、歯の根まで虫歯が達した状態です。
神経が死んで一度痛みがなくなりますが、根の先に膿が溜まると強い痛みを感じるようになります。
抜歯をおこない、インプラントやブリッジ、入れ歯で噛む機能を回復させます。
●痛みがなくなったからと放置すると…
神経が死んでしまうと一時的に痛みはなくなりますが、虫歯は進行し続け神経の先に細菌が膿を溜めていきます。
そうすると、硬い物を噛んで痛みや違和感を感じるようになります。
根の先の細菌が血液を通じて全身疾患に悪影響を及ぼすこともあり、放置するのは大変危険です。
初期の段階で治療を開始すれば回数も少ないですが、虫歯が進行してしまうと治療回数や期間も長くなるので早めに開始することが大切です。
歯周病治療
●そもそも歯周病とは
歯周病は歯ぐきの腫れから始まり、歯ぐきの境目から細菌が侵入して歯を支えている歯ぐきや骨などを損傷させる症状です。
初期の段階では自覚症状が少ないためいつの間にか進行しており、さまざまな症状が現れる頃には歯を残すことが難しい状態となっていることもあります。
大切な歯を失ってしまうだけでなく、歯周病菌が血管を通じて全身にめぐることで「糖尿病」「心疾患」「誤嚥性肺炎」「認知症」「関節リウマチ」「早産」「低体重出産」などの疾患を誘発する場合もあるといわれている怖い症状です。
●治療内容
一般歯科では、歯周病の治療もおこなっています。
適切な歯周病治療をおこない、歯を失うリスクを軽減していきましょう。
当院の歯周病治療の流れについては次の通りです。
・STEP1 症状の検査・診断
歯と歯ぐきの間の歯周ポケットを測定して、出血の有無、プラークの付着状況、歯のぐらつき度を測り歯周病の進行度を検査します。
・STEP2 ブラッシング指導
歯周病の原因は歯磨きの磨き残しであるプラークに生息している細菌が影響しています。
そのため、プラークを取り除くために毎日正しい歯磨きができるようブラッシング指導をおこないます。
多くの方は歯磨きのやり方にくせがあるため、磨き残ししやすいところを歯科衛生士と一緒に確認してその部分の磨き方もお伝えします。
しっかりとした歯磨きを身につけて、きちんとプラークを取り除けるようにしましょう。
・STEP3 スケーリング・ルートプレーニング
歯石の除去をおこないます。
回数は患者さまの歯石の着き具合によって変わります。
・STEP4 再検査
歯周病検査をおこない、歯周病の状態が安定したら「歯周病安定期治療」に入ります。
・STEP5 定期メンテナンス
歯磨きでは落とし切れない歯の表面に付着する「バイオフィルム」が歯周病菌を増殖させてしまうのですが、この形成期間が約3カ月とされています。
そのため、基本的には3カ月に1度、定期的なメンテナンスでクリーニングをおこなうことをすすめています。
(患者さまのお口の状態によって期間は異なります。)
歯が抜けている方への治療
歯を失った状態を放置していると、さまざまなデメリットにつながります。
それらのトラブルが起きた時に対処をしようとすると、大がかりな治療が必要になってしまったり、費用も高くなったりします。
歯を放置していた患者さまの多くが「早く治療をすればよかった…。」と口にすることがよくあります。
未来の自分が後悔しないためにも、歯を失った時には「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」などの中から自分に合ったものを選び適切な治療を進めていきましょう。
●インプラント
歯を失った部分に人工歯根(インプラント)を埋め込んで、その上に被せ物をして噛むことができるようにする治療です。
また、ほかの歯に負担をかけることなく単独で治療することが可能で、固定式であるため安定していて違和感が少ないといった特徴があります。
「天然歯のような見た目と天然歯に近い噛み心地の機能性」を得られると歯を失った時の治療法として選択される方が増えてきました。
●ブリッジ
ブリッジは失った部分を補うために、両隣の歯を削る必要がある治療です。
固定ができるので安定して違和感は少ないですが、削った歯の寿命を縮めてしまう可能性があります。
また、失った本数が多いとブリッジが適応にならない場合もあります。
●入れ歯・義歯
入れ歯は1本から複数歯を失った場合でも対応できる取り外し式の装置で、形態は失った本数によって変わります。
当院では患者さまのご要望に合わせて、最適な入れ歯をご提案いたします。
・機能美デンチャー
金属部分が薄いことが特徴の入れ歯で、舌触りがとてもスムーズです。
ばねのみえる部分には金属を使用せず歯ぐきと同じ色を保つ設計になっています。
・金属床
金属を使用した入れ歯で、薄く作製することができて熱を通すため温度が感じやすく食事を美味しく食べることができます。
ただし、金属アレルギーの方は適応になりません。
・スマイルデンチャー
スマイルデンチャーは、金属の代わりに歯ぐきに近いピンク色のナイロン樹脂を使用するため「目立ちにくく」「耐久性」「軽さ」「生体親和性」に優れた自然な口元に見える入れ歯です。
・保険の入れ歯
歯ぐきに当たる部分は歯科用プラスチックで、部分入れ歯は金属のばねをかけて安定させるので入れ歯をしていることが周囲の人に分かりやすい特徴があります。
また、歯科用プラスチックの性質上、一定の厚みが必要なため食事の味が感じにくくなる点や違和感につながることがあります。
保険診療と自費診療の違い
決められた保険治療と
自由に選択できる自費治療とは
●保険治療と自費治療の大きな違い
歯科の治療は大きく2種類に分けられ、保険が適応できる「保険治療」と保険が適応にならない「自費治療」です。
この2つの特徴を簡単にご紹介します。
・保険治療
名前の通り、保険を適用した治療のことを指します。
誰でも治療が受けられるために、治療の選択肢が限られているといった特徴があります。
そのため「最低限の機能の回復」のための治療法と使うことができる材料を限定することで費用を抑えています。
多くの方が3割負担なので、治療費を安くすることができます。
・自費治療
費用を抑えながら治療が受けられる保険治療に対して、自費治療は費用が全額負担となる治療をさします。
費用面だけをみると高額になりますが、保険治療と比べて使うことができる材料や治療法の選択肢を増やすことが可能です。
そのため「機能性」だけでなく「審美性」を追求したベストな治療法を患者さまにご提案できます。
代表的な治療が「インプラント」「矯正」「ホワイトニング」「セラミックの治療」です。
柏などがや歯科クリニック
の治療方針について
治療を終えた方に伝えたいこと
トラブルを引き起こさないための予防がもっとも大切です
「痛みがなくなってよかった」
「歯ぐきの不具合がなくなって安心」
治療が終わるとそう感じる患者さまも多いのではないでしょうか。
痛みや違和感がなくなったからといって、治療前と同様の生活を過ごしてしまうと虫歯・歯周病が再発することもあります。
症状を早期に治療して口腔内のトラブルを対処していくことはとても大切ですが、何よりも重要なことは日々のセルフケアです。
治療の終わりは「毎日のケアを充実させるスタート」でもあります。
毎日のセルフケアで汚れを丁寧に落とし磨き残しをなくして、お口の健康を守り歯の寿命を延ばしていきましょう。
再発予防!
予防歯科の重要性
「痛みが出てからの治療」ではなく
「健康な状態を維持する予防」へ
多くの人が80歳までにご自分の歯の多数を失っています。
人生100年時代といわれる中で、お口の健康を守ることは健康寿命をのばすことにもつながっていきます。
近年、日本でも予防に力を入れた歯科治療が広まりつつあり、歯医者の役割も「治療」から「予防」へと少しずつ変化しています。
健康な歯を維持し続けるためには、毎日のライフスタイルの中でしっかりとケアをして定期的なメンテナンスを受けることが大切になってきます。
柏などがや歯科クリニックでは、早期発見・早期治療を心がけており、虫歯や歯周病を予防するために歯科衛生士によるクリーニングで歯石やプラークを除去して、虫歯になりにくい環境を整えていきます。
そこに加えて、ブラッシング指導をおこない患者さまの汚れが残りやすい部分、磨きにくい部分の落とし方をお伝えして毎日のケアに取り入れていただきます。
また、毎日歯磨きをしていても時間が経過するといつの間にか歯石が付きはじめます。
そのため、3カ月に1度など定期的に歯科医院を来院してメンテナンスをおこない、将来自分の歯を多く残せることを目指しています。
お家で出来る
虫歯予防・歯周病対策
磨き残しを防ぐデンタルグッズ
虫歯予防・歯周病予防には「汚れを残さないこと」が重要です。
歯ブラシだけでは磨き残しが出てしまいやすいためデンタルフロスや歯間ブラシを取り入れて細かい汚れを除去しましょう。
歯間ブラシは歯と歯の間に合ったサイズを選ばないと歯ぐきを傷めてしまうこともあります。
患者さまお一人おひとりに合ったデンタルグッズもお選びしますので、お気軽にご相談ください。
定期的な歯ブラシ交換
歯ブラシは使い続けると、毛先が開くため汚れを除去する効率が減ってしまいます。
「まだ使えるから」「もったいない」と感じる方もいらっしゃると思いますが、せっかく歯磨きをしているのに汚れが残ってしまうことの方が問題です。
プラークをしっかり取り除くために、個人差はありますが、月に1度の交換を目安にしていただいています。
細菌を増やさない洗口液
虫歯や歯周病を予防するためには、「細菌を増殖させない」ことが大切です。
予防には殺菌剤が入っている洗口液が効果的です。
特に、就寝中は唾液の量が減少して細菌が増えやすい環境になりますので、就寝前の使用がおすすめです。
よくある質問
治療期間はどれくらいですか?
状態によって違ってきますので、入念な検査をおこない適切な治療をご提案します。
麻酔はどれくらい持続しますか?
一般的な麻酔の持続期間は2~6時間程度です。
治療は痛いでしょうか?
痛みを最小限に抑える治療を目指しています。
歯が痛いためすぐに診てほしい
お電話にてご相談下さい。
最短でご案内できるようにいたします。
歯のケアができていないと怒られるのではと不安です
怒るということはありません。
どうすればうまくケアが続けられるかなど、衛生士がアドバイスさせていただきます
なるべく短期間で治療したいです
治療期間はご相談下さい。
できるだけ患者さまのご希望に添えるようにいたします。
虫歯治療は必ず歯を削りますか?
必要であれば削ります。
軽度の虫歯であればフッ素を塗って様子をみることもあります
著者 Writer
- 松田 覚
- 資格:歯科医師
【患者さまへひとこと】
虫歯や歯周病を放置するのが一番よくないことです。
怖がらずご相談下さい。
解決方法を見つけましょう。
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COLUMN
『パタカラ体操』聞いた事ありますか?
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歯周病
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夏季休暇のお知らせ
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MEDICAL
一般歯科
虫歯や歯周病の予防や治療、入れ歯、義歯など歯に関する治療をおこないます。一般歯科とは基本的に保険の適用範囲内の治療を指します。
大人の
予防歯科
お口の健康を守るためには歯医者でのケアが大切です。自分では取り切れない汚れなどを除去していきます。治療は一度終えたら完了ではなく、定期的に治療することでより高い予防効果を発揮します。
子どもの
予防歯科
子どもの歯は大人の歯に比べて虫歯になりやすいです。自宅のケアだけでは汚れを除去しきれないので、プロのケアも大切です。子どもに合わせてブラッシング指導などもおこないます。
矯正歯科
歯の矯正方法「全顎矯正治療」「部分矯正治療」「インビザライン (マウスピース矯正)」についてご紹介しています。
審美歯科
歯の本来の機能を回復することを重視しつつ、より白く・歯並びを綺麗に揃える・歯の形を良くするなど、美しさを視野に入れた治療をおこないます。
口腔外科
親知らずの抜歯やインプラントの治療をおこないます。親知らずによってお口のトラブルを引き起こすことがあるため早期の治療が大切です。
当院のご紹介
ABOUT US
柏などがや歯科クリニック
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〒277-0032
千葉県柏市名戸ヶ谷
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