奥歯
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奥歯を1本失うと…噛む力が30%も低下!?
実は、口の一番奥にある「大臼歯(だいきゅうし)」を1本失うだけで、噛む効率が約30%も低下するというデータがあります。
これは、単に「噛みにくい」と感じるだけではありません。咀嚼能率(そしゃくのうりつ)の低下は、以下のような健康リスクに直結します。
噛めないことで起きる健康リスク
① 消化不良
食べ物を十分に噛めず、胃腸への負担が大きくなります。
② 栄養不足
硬い食材や繊維質の野菜を避けがちになり、栄養バランスが偏ります。
③ 顎関節症
噛み合わせのバランスが崩れることで、顎関節に負担がかかり、痛みや変形が起こることも。
④ 認知機能の低下
噛む回数が減ることで脳への刺激が減少し、認知症リスクが高まるという報告もあります。