WSD(くさび状欠損)
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WSD(くさび状欠損)って聞いたことありますか?
誰にでも起こりえる歯の異常です。
歯と歯茎の境目に位置する(歯頚部)で、歯質の欠損が生じた状態です。
くさび状にえぐられたような欠損が生じることから、このような名前がつけられました。
原因① 強いブラッシング圧で歯が摩耗する
原因② 歯ぎしり、くいしばり
症状としては、冷たい水や風があたるとしみる
治療は薬剤を塗布したり、フッ素で歯質を強化したり、症状の緩和をはかります。
歯質が大きくえぐられていて、虫歯のリスクが上昇している場合は、レジンやセメントを用いて欠損を補います。
くさび状欠損は、まずは根本的な原因を突き止め改善することが大切です。