妊婦検診
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お腹の赤ちゃんの健やかな成長、おめでとうございます。
妊娠中はホルモンバランスの変化により、歯周病(妊娠性歯肉炎)や虫歯になりやすい時期です。
母子ともに健康な出産を迎えるために、以下の点にご協力をお願いいたします。

1. 受診のタイミングについて
体調が安定してくる「安定期(16週〜27週頃)」の受診をおすすめしています。お腹が大きくなると診察台に横たわるのが大変になるため、早めのケアが理想的です。
2. ご予約・受付時にお伝えください
安全に配慮した治療を行うため、必ず以下の内容をお知らせください。
妊娠中であること(および現在の週数)
産婦人科の主治医から注意を受けていることつわりの状況(お口に器具が入るのが辛いなど)
3. 母子健康手帳をご持参ください
歯科検診の結果を記入するページがございます。受診の際は必ずお持ちください。
4. 無理をしないでください
治療中に気分が悪くなったり、体勢が辛くなったりした場合は、遠慮なくスタッフにお声がけください。途中で休憩を入れたり、体勢を変えたりしながら、体調を最優先に進めてまいります。
🦷 なぜ「妊婦歯科検診」が大切なの?

歯周病菌は、血管を通じて全身に巡り、早産や低体重児出産の合併症リスクを高める可能性があることがわかっています。
また、お母さんのお口を清潔に保つことは、生まれてくる赤ちゃんへの「虫歯菌の伝播」を防ぐことにも繋がります。
無理のない範囲で、私たちにお口の健康のサポートをさせてくださいね。ご来院をお待ちしております。
歯科医院を受診する際、妊婦さんは「お腹の赤ちゃんに影響がないか」という点を中心に、多くの不安を抱えていらっしゃいます。
柏などがや歯科クリニックなどの現場でもよく相談される、代表的な不安要素とその回答をまとめました。
1. レントゲン撮影による被曝
一番多く寄せられる不安です。
実情: 歯科用レントゲンの撮影範囲はお口に限定されており、お腹から離れています。また、防護エプロンを着用するため、お腹の赤ちゃんへの被曝量は限りなくゼロに近いです。
安心ポイント: 日常生活で浴びる自然放射線量よりもずっと低いため、診断に必要な撮影であれば過度に心配する必要はありません。
2. 麻酔薬の使用
「麻酔がお腹に届いてしまうのでは?」という心配です。
実情: 歯科で使用する麻酔は「局所麻酔」であり、打った場所の周辺で分解されます。胎盤を通じて赤ちゃんに届くことはほとんどありません。
安心ポイント: 痛みを我慢してストレスを感じる方が母体によくないため、安定期であれば適切に使用したほうがスムーズに治療を行えます。
3. お薬(鎮痛剤・抗生剤)の服用
実情: 妊娠中のどの時期かによって、処方できる薬が限られます。
安心ポイント: 歯科医師は産婦人科でも処方されるような、妊娠中でも比較的安全性が高いとされる種類(アセトアミノフェン系など)を選んで処方します。
4. 治療中の体勢(仰向け)
実情: お腹が大きくなってくると、仰向けで寝ることで大きな血管が圧迫され、気分が悪くなる「仰臥位(ぎょうがい)低血圧症候群」の不安があります。
安心ポイント: 椅子を倒しすぎない、途中で休憩を入れる、少し横を向くなど、体調に合わせて柔軟に対応します。
5. つわりによる吐き気
実情: 「お口に器具やミラーを入れられるだけで吐いてしまうかも」「歯を削る水の匂いがダメ」という不安です。
安心ポイント: 体調が悪い時は無理をせず、短時間のクリーニングだけに留めるなど、その日のコンディションに合わせたケアが可能です。
